世界の髪型美術館〜髪型の歴史〜

いままで語られてこなかった日本史と世界史の『髪型』を徹底的に解説、考察していきます!

アイヌ民族 日本

人気漫画『ゴールデンカムイ』も先日連載が終了しましたね〜!

 

いや〜残念!!何を隠そう毎週ヤングジャンプを読み続けている私からしたら連載漫画が1つ減るというのはとんでもない事件なのです…

 

ということで今回はアイヌ民族の美容文化についてさわりだけにはなりますが解説していこうと思っております。

個人的には今回のアイヌ民族のブログはずっと温め続けてきました。

何なら4年以上も!

なぜなら「ウポポイ」にいってから書きたいと。(まだ行けてません。)

アイヌ民族愛がゴールデンカムイ最終回というトリガーを機に私が知ってる範囲でど〜してもアイヌの魅力を伝えたい一心が勝ってしまいました。

浅知恵ですがお許しください…

 

現在大河ドラマでも放映されている鎌倉時代

源頼朝征夷大将軍になりました。

この頃までは、東北地方と北海道が蝦夷と言われる地域だったため、この辺の地域にはたくさん同じ民族が住んでいたと思われます。

まあ色々ありましたしどんどん北へ追いやられていったのかなと思います。

江戸時代の幕末には蝦夷という呼称から「土人」という名称へと変わって行きました。

おそらく私の祖先も土人かな?なんて時々思ったりします。(山形県出身)

明治になり北海道に改称されたり、取り締まりも厳しくなり女性の刺青やピアスなどの文化が禁止されるようになって行きました。(明治政府ってホント厳しいよね〜!)

 

女性の刺青!??なんて思われる方もいるかもしれませんが、アイヌ民族の女性といえば皆さん何を思い浮かべるでしょうか!?

やっぱアシリパちゃんですかね!?可愛いですよね〜!

彼女が着ているアイヌの民族衣装も素敵ですし、ターバン?鉢巻も本当にかっこいいです!

 

珍しい風習なのがこちら!

はい!そうなんです!口の周りに刺青を入れる風習があったのです。

女性は刺青で身を飾る文化があったそうで、腕や手に未婚のうちから入れ始め、結婚を機に口の周りに入れるそうです。
なぜ口の周りに刺青を入れる風習が始まったのかはもう理由がわからない様です。

諸説あるのでいくつかご紹介していきます。

・鼻の下、上唇付近をメインに描かれているので男性の「髭」をイメージしている。

・蛇を神と捉え神聖な生物でもある蛇の口に似せている。

など諸説あるようです。

 

ちなみに私の考えでは最初の髭説はないでしょうね〜。

基本アイヌの男性の髭はモジャモジャですので、このようなヨーロッパ風な男性の髭によせる必要は全くないと思われます。

意外と蛇の口はありえるような気がします。

いや…微妙だ…

そんな形に見えなくもないが、何ともいえませんね。。。

しかし何千年も前の縄文時代から蛇は崇められていたのであり得なくもないと思われます。

土偶なんかでも蛇のデザインを入れることで安産祈願的な意味合いもあったし、結婚後であれば子沢山や安産を祈願して刺青を入れてても不思議ではないかもしれません。

 

でも不思議だけど魅力的な文化です!!

 

髪型的には、ターバンの付け方や髪の出し方におしゃれを感じたりします!

ターバンの位置をやや高めに付けることで前髪部分が見えます。

髪を少し見せるだけでだいぶ小顔効果が上がるので「はずし」のテクニックを用いてることがこの写真から分かります!

 

お次のこちらの方は、前髪の左側を出すことで動き感小顔効果を演出しています!

素敵です!

本当にちょっとした事なんですが、細部に試行錯誤されたオシャレをヒシヒシと感じます!

 

お次は男性

ワイルドです!

髭はとにかくモジャモジャにしています。もしかしたら切ったり整えたりしなさそうな気がしますね。

しかし髪の毛を見て欲しいのです!

トップや前髪がすごく短くて、横と後ろの毛が明らかに長く残していますね。

何なら綺麗なボブスタイルです!

このスタイルに近い髪型をしている男性が多いので、流行っていたのかな!?意図をとても感じる髪型です。

向かって右側の男性に関しては、サイドの髪が模様のように剃り込みを入れていますね!

ガチでオシャレさんすぎます!現代でも全然アリなスタイルです!

 

これまでたくさんのアイヌ民族の方々の写真を見ましたが、比較的毛量多めで髪の癖が強めな方が多い気がします。

もちろんアイヌ民族といっても北海道からカムチャッカ半島あたりまで広く暮らしていましたし、同じ民族間でもたくさんのいざこざがあったようです。微妙に風習や言葉も違っていたでしょう。

人種もアジア系の顔の方もいればロシア系の白人系の顔の方もいます。いろんな人種が混ざり合って仲良く自然と共存していたのかな〜と思いを馳せたりしちゃいますね。

 

私個人の意見ですが、よくアイヌの紹介文で「北海道の先住民族」と書いてあるけど『日本の先住民族』だと思うんですよね。結果的に日本古来の生活や風習を一番長く続けていた人々だと思っています。

とりあえず侵略戦争なんてダメだよ!

 

 

未婚の女性

ほんと髪型みんな綺麗なんですよね〜!

ロングに伸ばしている女性もいるし、肩くらいのボブの女性もいるし相当髪型にこだわっていたのが伝わってきます!

 

しかし衣装やネックレスやピアスなどが本当にネイティブアメリカンチベットなどの中国の少数民族と本当に似てるんだよなぁ〜!!

また似ている風習シリーズ書きます!

今年こそはウポポイ行きたい!!

ainu-upopoy.jp

 

 

最後にゴールデンカムイがな、な、な、な、なんと!!今だけ全巻無料で読めます!!!

ゴールデンウィーク暇な方是非おすすめです!!

アイヌの魅力、そして生き様、日本とは何か?という事がわかると思います!

 

今だけ!!!

《閲覧注意》!!人魚のミイラに髪の毛もあったらしい!

珍しく2日連続の投稿になります!

昨日何の気なしにYahoo!ニュースを見ていたらビビりました…

 

なんと人魚のミイラがいると!!

 

いやいやいや…流石にないでしょ!?なんて思いながら見てみると…え!?

 

マジぃ!?

それがこちらです!

 

 

 

 

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おおおおーーー!確かに!!

 

別の角度で見てみましょう!

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ふむふむ…

意外とちっちゃいのね。体長は30センチほどだそうです。

この足?部分にCTスキャンした結果、鱗らしきものが見つかったのだとか!

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さらに頭部をアップで

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確かに髪の毛のありますね〜。眉毛もあるし。

この髪の毛も哺乳類同様のキューティクルもあるのだとか。

 

なんかとりあえず言葉にならいなと言うか、すごいですわ!

 

とはいえ、まだ信じきれてない自分もいるのですがもし本当にこのいわゆる人魚がいたとしたらすごい事です!

今後の更なる研究結果が待たれます!

一応髪の毛の解説をすると、前髪部分や顔周りの毛は白っぽく脱色されているような色をしていますね。

頭頂部、後頭部の髪の色をみると黒っぽい毛も見えるので、おそらく元々は黒い毛もしくはダークブラウンっぽい髪の毛だったことは読み取れますね。

長年の劣化もしくは環境によって毛が脱色されていったように思われます。

そして意外なのが、指や手などをみると猿やチンパンジーのような手をしているように見えます。

しかし猿のように全身に体毛があるわけではなく、人のような眉毛と頭髪のみの生え方をしていますので「人魚」という表現が一番近いように感じます。

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カワイイ

 

しかし期待とは裏腹に今までたくさんの人間のミイラを見てきましたが、正直言うとこのタイプのミイラは初めてです。

以前ご紹介したエジプトのミイラとは違って、顔の輪郭、体の輪郭がはっきりしているのです。

通常ミイラを作るのにあたって、乾燥させなければいけないため骨格がはっきりするほど骨と皮だけになってしまいます。

camdentown2012.hatenablog.com

 

現状の疑問点としては、

・意図してミイラ化させるために作られた物なのか?

・自然の摂理の中でたまたまの環境が整いミイラになってしまったのか…?

・そもそもこの生物は、人というよりかは魚類に分類されるため人間のミイラ化と比べることすら間違っているのか?

・でも仮に魚類なら人より水分量が多いからミイラ化はもっと難しそう…

 

 

疑い出せばキリがないのですが期待半分、疑い半分ということで待ちましょう!

これが本物なら歴史が本当に変わりますからね!

 

でも個人的にはどーしても作り物に見えてしまう…笑

 

皆さんの意見がむしろ知りたい!!

今回初めて知りましたけど意外と日本中、世界中に人魚伝説があるんですね!

そこまでいうならいないと疑う方が間違ってる可能性すら感じちゃったりします。

 

っていうか「人魚」がいるなら『魚人』もいそうですよね!!

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山形の歴史 2 謎のシャーマン文化

実は昨日、胸が熱くなるような情報を聞きつけ思わずブログネタにはもってこいだという事で書いております!

 

今回は久しぶりに私の地元でもあります山形県の不思議なお話です。

(以前山形ネタのブログを書いた時がちょうど2年前で、地元に帰った時にでもたくさん写真撮ってきてシリーズにしよう〜なんて甘い考えをしていたのですが、コロナの呪いによって未だに帰られていないので、またいつかシリーズ書きます…)

camdentown2012.hatenablog.com

 

という事で今回は番外編的な山形に伝わるシャーマンのお話。

皆さんシャーマンといえば何をイメージされますか?

 

シャーマンキング!(漫画)、占い!未来予知!第六感!…

 

はいはい。確かにいろんなイメージがありますね!

(注、このブログはスピリチュアル系のブログではございません。)

 

聞いたことがある方もいるかもしれませんが、青森県で有名な「イタコ」って知っていますか?

イタコとは、いわゆる霊媒師で死者の魂を自身に憑依させ、死者の言葉を伝える「口寄せ」を行う職の人です。

死者の魂!?、憑依!?、口寄せの術!?

色々疑問もあるとは思いますが、そう言った文化、役割がなんと1000年以上続いているのです。

 

そのイタコと同じような(っていうか全く同じ)職業が実は、山形にもあったのです。

しかも場所は、私の出身でもある寒河江市の隣町の「中山町」に。

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何度も行ったことあるとか言うレベルじゃなく、もはや地元!

先日、親とのメールで山形弁の方言の意味の話をしている時に、

ふと「山形に伝わる変な占い師とかシャーマンとかっていないよね〜?」なんて軽々しく聞いたのが始まりでした。

山形のそのイタコ的な職業の人を『オナカマ』と言うのだそうです。

おなかま!!??意味が分かりませんでした笑

ウィキペディアで調べてみると、本当なんですよ!!ガチもガチ。

青森、秋田では「イタコ」、岩手、宮城では、「オガミサマ」、福島では「ミコサマ」

だそうで、まあなんとなく音的には似ているのかなと思います。

ちなみに北海道のアイヌ文化では神が語るという意味を「イタック」と言うそうです。意味ありそうな匂いがしますね!

山形と一口に行っても山形県の中央部に位置します村山地方だけしかこのオナカマ文化がないらしく同じ県であっても地域差もかなりあると思われます。

 

いきなりこの「オナカマ」になりたいですぅ〜!って言ってなれる職業ではありません。

厳しい修行もさる事ながら、女性限定です。しかも目が見えない方しか成れないのです。

何だかそれを聞くとちょっと信憑性が増しますよねー!!

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オナカマ 文化遺産オンライン

 

という事でそんな胸熱ネタを知ってしまうと居ても立っても居られない性格上、調べまくりました!

そして中山町にあります、資料館に親を派遣いたしまして写真をたくさん撮ってきてもらったのでご紹介してまいります。

まずはこちら!上の写真の何かを持っている祈祷?する物。

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たくさん並んでいたようなので世代毎に新しいものに変わっていくのかな?

お次はこちら!

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いわゆる呪具ですね!櫛なんかもありますので飾りとして使っていたようです。

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ちょっと奇妙な絵馬がこちら

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目が3つありますね〜。何か想像を駆り立てる作品になっていますね。

そして最も胸アツになったのがこちら!(写真に蛍光灯映り込んでて申し訳ないです。)

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目が3対と眉毛そして…髪の毛があるんです!!!

何コレェぇェーーーー!!!!完全に毛束が2つぶら下がっています。

いや〜本当にすごい!

ここからわかる事としては、やはり『目』がシンボルになっているように見えます。

そもそも目が見えない方の仕事だけあって眼病にもご利益があるとされているようで、目が強調されているのかな?と思われます。

そして髪の毛はおそらく神聖な物としての扱いで生贄じゃないけど願掛け的に奉納しているのではないかと思われます。

もっと言うと、おなかまの方の髪の毛というよりは、眼病などに悩まれていた方の髪の毛じゃないかと思われます。現物を見ていないのでなんともいえませんが写真を見る限りだと違う人の髪の毛にも見えます。

ですので祈願のために自分の髪の毛を捧げた的な意味合いがしっくりくる気がします。

詳しくこの辺はどういった風習があったのかいずれ直でインタビューしにいきたいと思っております!!

ハワイの民族の風習でもそうですが髪の毛は神聖な物、経験の蓄積が髪に宿ると言われています。何か深い意味がありそうですね。

 

ちなみに中山町立歴史民族資料館には、

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やはり山形でも子供の髪型はイケてる感じになっていたようです。

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綺麗に髪の毛を結っている方もいますし下ろしてセットしている方もいらっしゃるので前回のブログの大正あたりの写真でしょうか?本当に美しいですね。

こういった絵や年代物の写真なんかもいくつか展示されておりますので、小さいですが魅力的な資料館となっております!

もし山形に行かれた際には是非!!なんと入館料100円!!破格すぎぃぃ〜!!

中山町立歴史民俗資料館 - 『いも煮会発祥のまち』山形県中山町ホームページへようこそ!!

 

 

沖縄や奄美大島にも「ユタ」というとても似ている職業、文化もあり以前ご紹介したネイティブアメリカンにも同じようなシャーマン風習があります。

もちろん現在の中国に住む少数民族にもあります。最近ご紹介したチベットにもです!

そうなんです。人類皆兄弟です!

特にアジア圏のいわゆるモンゴロイドの民族は住む場所をかえ、時にはベーリング海峡を渡りアラスカからアメリカ大陸に移住してみたり世界各地に散っていきました。

最初は間違いなくユーラシア大陸の一部に住んでいた人たちが戦争やいろんな理由から文化や風習を持って旅立っていったのでしょう…

悲しくもありますが、何千年たった今でもその片鱗を垣間見えることができるのは本当の歴史に迫る微かな手がかりなのかも知れません。

ちなみにこのシャーマン文化も明治維新後かなり取り締まりが厳しくなった文化の一つです。

日本を一つにするって観点ではいいのかも知れませんが、現代で考えると無茶苦茶な強硬策だったなと思わざるを得ません。明治って本当に時代が変わった瞬間でしたね…

でも、180度イメージが変わったシャーマン!なんか夢あるね!

 

日本では縄文時代からシャーマンはいたと言われております。

ちなみに現在も中山町にはオナカマさんがご高齢のようですがいらっしゃるようですので興味ある方は調べてみてください!

 

 

東京時代 5 大正 鬼滅の刃 遊郭編を解説します!

ご無沙汰しております!

 

鬼滅の刃遊郭編の髪型から考察する時代背景をずーーーっと書きたかったのですが、気づけば鬼滅の刃のアニメも終わってしまい早2ヶ月が経ちました…

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次回の「刀鍛冶の里」編も楽しみなのですが、どーーしても「遊郭」編を説明しておきたいので書いてみます!

 

そもそも原作から読んでいましてとても大好きな作品で、アニメが追いついたら記事にしよう!なんて呑気なことを言っていたらこの様なのを笑ってやって下さい。(アクセス数伸びただろうな〜泣)

 

※先に言わせていただくと、全く鬼滅の刃を批判する気も否定するつもりもありません。

一応現実ではこんな感じだったよ〜っていう軽い気持ちで読んでやって下さい。

 

鬼滅の刃の時代設定は、「大正」です。

1912年〜1926年までの14年間で今から約100年前っていう感じですね。

アニメで描かれていた煌びやかな遊郭の様子に美しさや憧れを抱いた方も多かったのではないでしょうか?

本当に映像が綺麗で最近のアニメのクオリティはほんとすごいなぁ〜と感心しっぱなしでした。

こちらが今回の敵役でもあります堕姫(ダキ)です。

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いや〜美しいです!髪型も最高です!

こちらは兵庫髷(ひょうごまげ)または横兵庫と言うスタイルになります!カッコいいですよね!僕自身も一番大好きなスタイルです!

 

以前のブログでアレコレ解説しておりますのでこちらもご覧ください!

camdentown2012.hatenablog.com

 

もちろんこの髪型のクオリティは、とてもじゃありませんが現代の私のような美容師には到底真似のできる代物ではありません…

本当にこの時代の髪結師さんはこれをバンバン作っていたというのは驚き以外ありませんね。

 

そして本題なのですが、大正の時代にこのように煌びやかな遊郭は実はもうなかったのです。

もちろんこんなに派手な遊女の方も実際はいなかったと思われます。

もしかしたらトップの中のトップで、全国に数人はいたかもしれませんが。。。いや多分いないと思います。

って言うのも遊郭の栄華を極めたのは江戸時代から明治初期くらいまでで、そこからは制度も厳しくなりみるみる衰退していってしまったのです。

皆さんもご存知の幕末から内戦が頻繁に起こったり、明治以降は日清戦争日露戦争など戦いに明け暮れる激動の時代が始まってしまったのです。

もちろん戦争に勝ったとて貧しくなるのが常ですね。

商売ってのは景気が良くないとなかなかね…

 

あと今話題の新5000円札の津田梅子さんの活躍も明治以降ですので、洋風文化ってのもファッションやマインドなんかもずいぶん変化の起きた時期ではあります。

いわゆる「大正ロマン」ってやつですね!

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カルピスの広告

髪を結うと言う文化だけではなく多様化されていきました。

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有名なポスターですね!
こちらも結っているっというよりは「流してまとめている」という表現の方がしっくりきますね!

 

明治期の中頃からだいぶ結髪のサイズ感もずいぶん小さくなっていましたので、江戸時代のようなとにかく「でかく」セットしたろ!!的な流行ではなかったように感じます。

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江戸末期〜明治初期

ということで大正という時期において、遊郭編で登場したような煌びやかな遊女の方々はおそらく存在しなかったのではないかという考察でした!

もちろん、日本のどこかの遊郭の中で潤っていたいた遊郭も一つくらいは存在したかもしれないよね!?というロマンも捨てずにおいておきましょう。

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勝手に鬼滅の刃の舞台の遊郭は吉原(新吉原)かな?なんて想像していました。

新吉原だとして本気で考察すると関東大震災大正12年なのでそれ以前で、明治44年に大火災でほぼ焼けちゃっているので、復興を加味すると大正7〜10年くらいじゃないかな〜。最後は東京大空襲で完全に無くなりました。

ちなみによく遊郭ってのは燃えるんですよね。火事になりやすいんです。

決定的な証拠は分かりませんが、一説には遊女が火をつけるという説を聞いたりします。

お金に困ったり、嫉妬や憎悪がそうさせてしまうと…

怪談話でも良くありますよね!

 

実際どうなのかは分かりませんが、室町時代から続くこの遊郭という制度は、姿を変え、形を変え現代までも続いています。

ジェンダーレスや男女平等など最近よく耳にしますが、愛やお金の前ではそれら全てを超越してしまうのかなとも思ったり。

いろんな境遇や立場によっても『自由』という信念をものさしで計ることはできないんだろうと愕然としたりね。

 

多様化を認め共存して生きる社会

この本質はきっと2000年前からずっと変わっていないのだろうと思います。

 

鬼滅の刃ご覧になってない方、ガチでオススメです!!

 

第2弾!! ダライラマ法王日本代表部事務所でインタビュー

あけましておめでとうございます!(随分遅くなりました…)

 

先日またダライラマ法王日本代表部事務所に行かせていただきました〜!

 

前回お伺いした時に、代表のアリヤさんが髪型とかファッションのまとめた本があったんだよな〜。どこ置いたかなぁ〜。なんておっしゃっていたのですが…

年末に「見つかったからYOUきちゃいなよ〜!」と言ってくれたので早速拝見しに行かせていただきました。

 

面白い事も聞けたのでレポしていきます!

ちなみにチベットハウスの外観の写真も撮ってきました。

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ちょっとだけ怪しい雰囲気も醸し出していますね〜。一番最初行った時はドキドキでした(笑)

 

 

で、今回見せていただいた写真集?がこちら!

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いや〜…1枚目の表紙から迫力がヤバイ!泣

この中央の3人の帽子(被り物)がもうすでに意味がわからないですもんね〜!

ホワッホワッですよ!

極論としては髪のボリュームが正義ですね。

公職の上の人が被る帽子のようです。

 

たくさん写真撮らせていただきましたが長くなるので、注目の部分のみご紹介していきます!

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公職の方の結婚式の写真だそうです。なんか雰囲気あっていいです!

中央の女性アップで見てみましょう!

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髪型もとてもデザイン的でかっこいいのですが、それよりも注目して欲しいのが、分け目部分のツヤ感です!エグいくらい綺麗ですよね!後ろ2人の女性もとても綺麗にセットされています。
これ見た時に鳥肌立ちました。凄まじい技術力です。

ちなみに完全に私は負けてます…(美容師歴18年)こんなん出来るようになりたいですわ。

 

お次はこちら

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帽子がほんとおしゃれ!服装や装飾品を見ても完全に埴輪と同じ見えます。髪型は下で説明します。

 

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もうこんなんわけわかんない髪型ですね。すごいです!

後ろにつけてる角のような物を見ると長角ミャオをも彷彿とさせられます。

衣装もとにかく御綺麗です。

やはり女性はゴージャスに見られるのが高貴なんでしょうね〜。

 

お次はこちら!

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いや〜髪の毛が長いです!かかとまであるように見えますね。

おそらく腰の三つ編み部分までは地毛でその先はエクステ(付け毛)なのかな〜と思います。

そして毛先のエクステのわかりやすい状態がこちら!

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編み込み部分が、アフリカの民族のようなスタイルになっていますね!

これを『ブレーズ』と言います。エクステと地毛を細か〜く編み込んでつけていきます。

先ほどの帽子の方の髪型もそうです。本当に綺麗に編み込まれているので、代々受け継がれた技術の賜物なのでしょう。

母から子へ、小さい時からこのようなデザインを施す事が美徳なんだと教えられるようですね。美しいです。

あとはこういったパターンもあるようです!

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このように色鮮やかな付け毛と混ぜて編み込んだりしていますね!

おそらく左と中央の方は結構年配の方に見えますので、年老いてもオシャレに攻めるのが大事だと教えられます。

右の方はブレーズに編み込んで更にビーズのような装飾品も付けて楽しんじゃってます!

 

やっぱり髪型は無限だなぁ〜!!美を伝承していく風習ってホント良いですよね!

日本はどこかにその精神を置き忘れてきちゃったような気もしてきたな(笑)

 

アリヤさんが仰っていたのが、チベットの中でも他国との隣接地帯は、その文化とすごく似ていると。

チベットという地域は本当に大きく、それぞれが他国との交流で独自に発展していったそうです。

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今回の写真だけではなく、たくさんの写真や記録を見ているとモンゴルに近い地域では、以前紹介したハルハ族にすごく似ているし、インドのザンスカールにも袂を分けたチベット人も住んでいるし、ネパールやブータンも文化自体はほぼ同じだと仰っていました。

 

とりあえずますます行ってみたくなりましたねチベット!!

でも今年も行けないのか…!?雲行きが怪しい今日この頃です。

 

最後に、アリアさんと政治の話もたくさんさせていただきました。

書きたいことが山々ですが、政治ブログではないので辞めておきます…

先日、国会でチベットウイグル地区に対する「人権侵害に懸念を表明する決議」が採択されました。

もちろんこれは、中国を批判する物ではなく雰囲気的に注意しようね〜!的なもの。

何だかもっといろんな事ができそうな気がするのに、何もできないのは寂しいものですね。

(されど小さな1歩だけど大きな1歩かも。)

アリアさんから最後に本をいただいたので紹介だけしておきます!

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なかなかエグい内容ですので、読む方は心してお読みください(笑)

 

 

 

サントリー美術館 聖徳太子 日出づる処の天子展

行ってきましたよ!話題の聖徳太子展!

 

とりあえず感想としましては、最高でした!!見どころ満載で見応え十分な展示会でした!!

本当にオススメです!!!!!!

 

古い物ですと、当時の飛鳥時代の物もありました。

しかしほとんどのものは、鎌倉時代室町時代南北朝時代の物が多く、聖徳太子信仰というのは、鎌倉時代あたりから全国に広まっていったのではないのかな?と思われます。

完全に個人的な主観なのですが、鎌倉時代に描かれた絵を見ていると、中国のお偉いさんが着ける衣装や飾りが特徴的な感じがしました。

当時の解釈では、中国の人という感じだったのかな〜なんて思ってしまいました。まあいずれにしても中国の影響は果てしなく大きかったと思います。

 

それでは、恒例の髪型としてしっかり描かれたものを解説してまいります。

もちろん聖徳太子が存命時に描かれたものは一切ありませんので、各時代の画家さんや芸術家さんが聖徳太子ってこんな人だよねぇ〜と思いを馳せた作品になりますので、なぜこういった髪型に描こうと思ったかの解説をしていきたいと思います。

 

まずはこちら、

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鎌倉時代13世紀 京都

 

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南北朝時代14世紀 

 

こちらの2枚の絵は、髪形はほぼ一緒ですね。

美豆良(みずら)を結った状態で、余った毛先を垂らしている感じになっていますね。

美豆良をほどくと胸下くらいの長さでしょう。

髪形としては意外とバランスはいいように思います。髪というより顔の印象が強調されるように描かれているように感じます。

意図してなのでしょうが、左の毛が(向かって右側)が長く描かれています。

上の写真も少しわかりづらいですが、輪っか部分が明らかに大きいので左側の毛が長くなるはずです。

仏教において『左』が意味することは何なのでしょう!??

 

お次はこちら

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鎌倉時代13世紀 兵庫

 

こちらは輪っか部分がだいぶ大きく、太く描かれているので、もはやこの美豆良を見ろ!!と言わんばかりの強調感になっていますね。髪の毛が輪っかになっているかどうかも正直わからないです。とにかく毛量を多く描いているので力強さや安心感、包容力を意図した作品な気がします。

長さは、毛先が描かれていないので何とも言えませんが腰より下くらいはありそうですね!

 

お次は、

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鎌倉時代13世紀 滋賀

こちらの聖徳太子は、さっきとは打って変わって毛量少なめです。

よ〜く見るとすごく細〜く輪っかになっているような気がします。髪は長めでこちらも腰下くらいの長さでしょう。

何だか女性的な妖艶さやしなやかさを感じますね。

聖徳太子というよりかは、隣の王子館にすごく目が行ってしますので王子たちの表情や衣装を目立たせたかったのかなと思われます。

 

こういった木像もたくさんありました。

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鎌倉時代13世紀 大阪
木像は美豆良になっているものだけでした。髪の毛として垂らしているものはありませんでした。

 

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鎌倉時代 14世紀 東京

こちらは仏像風の聖徳太子像です。左右にウニュウニュっとなっている髪の毛があります。

これの解釈はとても難しいです。左右にまとめているのかな?ここにだけ髪の毛が生えているということなのかな?わからないですね…

しかし、右巻きになっていることから「螺髪」的な意味合いに近い気がします。

 

 

最後に、会場で腰を抜かしそうになったのがこちら!!

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室町時代1436年 兵庫 聖徳太子童形立像(植髪太子)

これがガチですごいんです!!ななななな、何と!本物の人毛を植えているそうなのです!

びっくりしました!ニヤニヤが止まらなかったです!笑

剥がれ落ちているところもあったのですが、本当に素晴らしかったですね〜!!

人毛を使うだけで、こんなにも生きているような表情になるんだなぁと思いました!

会場もここだけ独特な雰囲気でしたね。是非これは見に行って欲しいです!

当時は髪の毛は本当に貴重なものでしたので(売れるくらい)、小さい木像でも相当な本数を植えたはずです。

結構莫大な予算がかかったのではないでしょうか!?五百年くらい受け継がれているので、元は取れたと思いますが…

 

いや〜いかがでしたか!?

聖徳太子って謎ですよね〜!ますますわからなくなった気がします!

本当にごく一部をご紹介させていただきましたが、行きたくなってきたんじゃないですか!?

 

是非是非オススメです!!

2022年1月10日まで!!

 

 

www.suntory.co.jp

 

世界の髪形博物館 秋冬の新作

秋冬コレクションという事で、新たに仲間入りしたものをご紹介してまいります!

 

こちらは、昭和初期くらいに使われていたであろうメイク道具ですね!

 

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いや〜綺麗ですよね!そしてパッケージが可愛いんですよ!

今でも売れるんじゃないかってくらいのデザインですね!

ちなみに中は粉なのですが、いまだに入っています!昭和を感じたい方は吸っても大丈夫ですよ!(笑)

ブラシもめちゃ綺麗です!!

 

そしてこちらは、

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青銅製の剃刀です。

実はこの中で一番レアなんじゃないかと思っております。

な、何と、紀元前256年〜125年くらいの物なんです!

出土場所は、現在のパキスタン辺りです。(グレコバクトリア王国)

鑑定された物ではありますので一番信憑性の高い物です!笑

 

こちらは触る価値はあるんじゃないかと思います!

 

是非!!お待ちしております!