久々の日本史です!
何かと話題になっております次期大河ドラマの「麒麟がくる」ですが、この辺の時代には絶対に欠かせない『斎藤 道三(さいとう どうざん)』についてご紹介していきますね!
美濃の蝮(マムシ)こと斎藤道三は、下克上大名で僧侶や油売りを経て大名という地位まで成り上がったようです!
しかし、最後は命を懸けた盛大な親子喧嘩で息子に殺されてしまうという悲しい結末を迎えたようですね…
悲しい。でも息子になら本望なのかな…?
ということで、岐阜のスーパースターこと道三の肖像画がとても気になったので見ていきましょう!(髪型というより髭ヒゲですね!)
こちらです!
んん!?
もう少し綺麗な絵で見てみましょう!
とりあえず髪型は…アレですね。
しかしこの時期の主流である「折髷(おりまげ)」に結われていますね。
横の毛も無くなっているようなので晩年は後ろの毛だけでも、なんとか結いたいという気持ちが伝わってきますね。最後まで髪の毛を大事にしていたのは言うまでもないでしょう。
そして問題はヒゲです!!
なんなんですかこの2段階方式は!!?ヒゲというより頬毛だねこりゃあ!
たくさんの偉人達の肖像画を見てきましたけど、こんなことしてる人初めてですよ!!
もちろんこだわりを持ってオシャレでこのような形にわざと残しています。
っていうか、こんなに頬毛生える〜!?なんて思う方もいらっしゃると思いますので、息子さんの斎藤義龍(さいとう よしたつ)さんの肖像画を見てみましょう!
はい。めっちゃ毛が濃いっっ!!
もみあげからヒゲそして頬毛すごいです。もはや毛むくじゃらです。
本来このくらいヒゲの濃い方であれば、顎ヒゲも相当生えているはずなんですが、道三さんも義龍さんも口の下の毛のみを残して綺麗に剃っています。道三さんは頬毛をオシャレに残し、義龍さんはあえて頬部分のみを残したんだろうなぁ〜と思われます。迫力でますね!
髪の毛は、もみあげからサイドの毛がお気持ち程度にありますね。髷はこの肖像画からは見えないのですが、おそらくちょっとはあるでしょう!
現代の考え方からすると、ヒゲが濃くて頭髪が薄くなるのは典型的な男性ホルモンが多い証で、遺伝する確率がとても高いのです。この家系は相当男性ホルモン強めだったのでしょうね〜。体毛自体も濃かったはずです。
いやいや!それでも大げさにヒゲを描いてるだけじゃないの〜!?なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、大げさでもなんでもないのをご紹介しておきます!
濃いねぇ〜!道三の2段階方式もいけそうですね!かっこいいです!
外人さんは、簡単にモシャモシャになりやすいのですが、日本人でここまで生えるのってじつは才能がいるんです。意外と伸びそうで伸びない、ある程度の長さで止まっちゃうんですよね〜。
メッシはヒゲないほうがいいよ!
ということで、今回はヒゲのオシャレと男性ホルモンの解説でした!
「麒麟がくる」楽しみです!!
ここまでの毛量で伸びるってありえるのかなぁ〜?(笑)
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