こんにちは!
ハッと気づけば1ヶ月が過ぎておりました…
当ブログは月刊ではございません。週間の気持ちで臨んでおります…がんばります!泣
前回のアイヌ民族の続きというわけではないのですが、近い文化を持っている民族をご紹介してまいりたいと思います!
今回は日本の南東に位置しております、ニュージーランドに住む「マオリ族」の美容文化を解説してまいります!
『マオリ族』って一度は耳にしたことがある方も多いかもしれません。
軽く説明しますと、約1000年以上前に現在のニュージーランドに住み始めたとされています。
神話では、「ハワイキ」という伝説の場所から船に乗ってここまで来航したそうです。
(ハワイ?と思いきや現在のタヒチ辺りのようです。)
もちろんマオリ族と一口に言っても部族がたくさん分かれていますので一括りにするのも申し訳ないですね。
そして1840年にイギリスとワイタンギ条約を締結しイギリスに譲渡した形になりました。
伝記によればこのイギリスと条約を交わす前後が本当に悲惨な時代だったのは言うまでもないでしょう。
イギリスがいろんな武器を提供し、同じ部族で殺し合いをするという凄惨な時代だったのではないかと想像します。
そこから紆余曲折あり、現在でもイギリスの影響を大きく受けエリザベス女王を元首とする国として運営しております。
カッコよ!
と言うことで、マオリ族の女性はどんな美容文化だったのかをご覧ください。
こちらです!
口の下に何か模様が描かれております。
よーく見ると唇の周りも黒く縁取りもされているようですね。
衣装は正装なのでしょう。羽もつけているのが気になります!
ちなみにこのタトゥーはマオリ族にとって伝統的なのもので『タ・モコ』と呼びます。
女性の下顎に入れるのは成人儀礼の一つで、過去のマオリ族の女性なら誰しもが入れていたものになります。
デザインは一つとして同じものがなく全て違うものだそうです!なんか素敵やわぁ〜!
お次の方をご覧ください!
こちらの方も唇は同じように縁取りされているように見えますね!
顎の模様もすごく似ている気もします。羽は1本バージョン。
髪型を見て欲しいのですが、すごく丁寧にセットされているのがわかります!
みなさん基本的に髪の癖がかなり強いのに、トップの方でアップスタイルにしている部分は本当に丁寧にブラッシングされているのが見受けられます。
前髪以外の頭頂部とサイド部のみをアップにしているのを見るとかなり個性的な髪型に見えますね!
写真の陰影によって判断が微妙なのですが、後ろの毛(下ろしている部分の毛)は付け毛かもしれません。
なぜかと言いますと、トップでまとめている部分の長さから考察するにピタッとコンパクトに纏まっているのを見ると下ろしている毛ほど長さがないのが見てとれます。
下りている毛と同じ長さ位ならば、もう少しボリュームのある大きなまとまりになるような気がします。
もちろん現代では当たり前の技術ですが「レイヤー」を入れていれば段差がつく分頭頂部の長さを短く切ることができたりしますが、当時のマオリ族の文化にあったのかというとなんともね〜…
仮に付け毛だとして、付ける理由としてはやはりボリュームを出してゴージャスに見せたかったと言うのが1番の理由でしょうね!
どの国でもどんな人種でもボリュームが命です!!
そして驚くべきは前髪です!
お次の方、
こちらは親子のようですね!
お母様の方は顎にタトゥーが入っておりますが上の方々と結構デザインが違う感じもします。
上2枚の写真の方々もそうなのですが、癖が強いにも関わらす眉上にキレーな前髪短めパッツンスタイルになっています。
しかも前髪からもみあげ部分まできっちり短く丸〜くデザインされているのがすごく印象的ですね!
これは何なんでしょうね〜!?
かわいいのは間違い無いのですが、前髪邪魔だからとかではなく、あえて意図的にこの前髪にデザインされているのが流行りだったのか?決まりだったのか?
オシャレかわいいこの感じ、何だか深みを感じます!
いつか聞きに行くしかないですね!素晴らしいです!!
そしてお次はこちらをご覧ください!
3度見しちゃいました!笑
こちらもマオリの女性なのですが…
ん?、んんんんんん!!???
首に何か着けてるよ??
土偶ぶら下げてる〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
これ確実に土偶ですよね!!??
土偶とは…ネックレスのヘッドだったのかもしれない。
新説でました。ひょっとしたらすごい発見かもしれない!
やはりこの辺の民族は「皆兄弟説」ガチもガチですわ。
ちなみに男性は、
あぁー!はいはい!見たことありますわ!!
いや〜屈強な感じですね!生のハカ見てみたいです!
体に描かれたタトゥーもそうですが、部位やデザインによってもやはりたくさんの意味があるようです!
顔に関してはたくさんタトゥーが描かれていればいるほど地位が高い人を表すようです。
写真の中央のおじ様なんかは相当偉い方なのではないでしょうか。
マオリのタトゥーの入れ方も独特なようで相当痛いようです。怖いねぇ〜。
こちらの方は、ニュージーランドの議会マオリ党のラウィリさんです。
マオリ族の文化も継承しながら議員さんとして働かれている方もいるようです。
そしてこちらの美しい女性は、ニュースキャスターのオリーニさん
彼女は、DNA鑑定で純血のマオリ族ということが確認されたあと、下顎タトゥー「モコ・カウアエ」を入れたそうです。
(ちなみに18時のニュースを担当しているそうです!news everyみたいなもんすかね?いや、ニュージーのカトパンだ!)
文化や風習を継承するってこの時代本当に勇気のいることだと思います。
本当に心の底から素敵だと思います!
このブログを書きながら思い出したことがあったのですが、私の一番好きなディズニー映画「モアナと伝説の海」がまさにマオリをモデルにしているではありませんか!
ストーリーも良いし、音楽も最高なこの映画是非オススメです!!
それこそ神話や伝説のニュージーランド上陸前あたりを舞台に創作しているんじゃないかな〜なんて思いを馳せてしまいました!
俄然ニュージーランド行きたくなりました!!
是非こちらも登録お願致します!!
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