世界の髪型美術館〜髪型の歴史〜

いままで語られてこなかった日本史と世界史の『髪型』を徹底的に解説、考察していきます!

髪の色地毛問題とは?

はい。またまた髪の毛に関するセンセーショナルなニュースが飛び込んで参りました!

 

ここまで髪の毛に関するネガティブなニュースが続くのは、なかなか珍しいかと思います。

 

今回は、『髪の色問題』

 

こちらも『ボウズ丸刈り問題』と並ぶ日本の2大巨塔の謎文化なのではないでしょうか?

news.yahoo.co.jp

 

簡単に説明しますと、もともと地毛が茶色い生徒に対して黒く染めろと先生に指導されたという事件。

そのことがきっかけで不登校になってしまったが、学習課題を履修したにもかかわらず高校3年生になった時に席がなかったため大阪府を訴えたというかたちです。

 

確かに、この地毛が茶色問題は昔からあるよね〜!

こちらも冷静に考えると本当に訳が分からないです。

ちなみにこの訴訟は最高裁までいってます。しかも33万円の賠償まで受けるという…なんか本当に理不尽でならない気がします。

 

もちろん詳しい経緯や情報がないので一概に批判はできませんが、何となくいつの時代でもイメージしやすい件である事は間違いないですよね。

 

最近では、「地毛証明書」という物もある様なので、学校によっては救済措置的な制度もある様ですが、そもそもそんな制度も意味が分かりませんよね。

(親に書いてもらう訳でしょ!?この時期、親と仲良くないよね〜!笑)

 

そもそもなぜ「黒に染めなければいけないのか」を考えてみたいと思います!

 

黒に染めるメリット

・目立たない

基本的に日本人は髪の毛が黒であるため、茶色だと目立ってしまうため上級生から目を付けられづらい。

 

・黒が似合うかもしれない

かなり稀なケースにはなるとは思いますが、意外と似合うかもしれない!?

 

・イメチェン

髪色を黒にして楽しんでみたいと言う気持ちならokかも!?

 

…メリット絞りだしていますが、出てこない…笑

 

デメリット

・似合わない

髪色が茶色い方というのは、そもそも色素が薄い可能性が高いため肌は白め、瞳も薄い茶色の方が多い傾向にあるので髪色が黒は似合わない。

 

・痛む、ダメージ

そもそも髪の毛を染めるのでダメージが発生する。

ダメージのない綺麗な髪の毛をわざわざしたくもない色に染めダメージを蓄積させる意味が分からない。

 

・一度黒染めをしてしまうと他の色にはできない。

上のデメリットに似ているんのですが、黒染めはとても濃いぃ染料が入っていますので逆に地毛の色に戻すことが不可能になってしまいます。

伸びるのを待つしかない…という途方もない時間を要してしまいます。

 

…逆にこちらのデメリットは無限に出てきそうな気がするのでこの辺にしておきます。

 

なんとなくメリット・デメリットを並べると髪色が、皆均一が良い、同じだと楽、周りに気を使わなくていいという学校側(大人側)の意見を尊重されている様な気がします。

 

そもそもなぜ黒髪が教育の現場で適しているのかを大人目線で考えてみましょう。

 

まず最初に思い浮かぶのは「丸刈りの理論」と一緒で、学生は勉強するのが仕事なので身なりを気にしている暇に勉強をしろっ!っていう事なのでしょう。

学校は学ぶ場なので、化粧したり髪型気にしたり色気付くんじゃない!っていうのも分からなくはないですが、一人を許してしまうとみんな真似してしまうから均一が良い。風紀が乱れるという結論になってしまうのかな?

かと言って地毛をわざわざ黒にしろっていうのもなんとなく辻褄が合わな気もする…

 

まあ結局、大人も自信がないのかもしれないね。

納得させる根拠もないから考えるのがめんどくさい。意外とそんなもんかもしれないね〜!

 

地毛とか関係なく茶髪に染めることって大人はいいけど、子供はダメってなぜなんだろ?

親のエゴなら批判されるのはわかるけど、本人がしたいなら良いのではないだろうか?

100歩譲って、義務教育までは髪を茶髪に染めるのは禁止なのは理解します!

でも高校生で18歳から成人となった今、学校にそこまで強制させる理由はより分からなかったりもする。

素晴らしい大人になるために同調圧力で押さえつけても将来悪いことするやつはするし、結果は何も変わらない気がしたりしなかったり。

 

だらだら文句を書いてしまいましたが、現代において地毛を黒く染めなければいけない社会は一刻も早く変わってほしいと切に願っております!

だって、目が薄い茶色っぽい子は毎日黒のコンタクトをしなければいけなくなるし、若い子でも白髪の多い子もいます。きっと白髪の子は、黒に染めろなんて注意は受けないのでしょう…

 

最近ではハーフの子も増えてきて、髪の色がより明るい子も増えています。黒人とのハーフの子なら髪が強い癖毛の子もいます。

まずは、他種の民族を受け入れる社会作りからしなければいけないのか…という絶望すら感じました。日本は遅いよ!



 

最後に、歴史から紐解いてみると平安時代は黒髪でスーパーロングヘアでストレートヘアの女性は美しいという言い伝えがあったりします。

もちろんこの時期から地毛が茶色っぽい人はいたでしょう。

しかし、どこかの歴史のタイミングで解釈が変わり黒髪の女性こそ正義!というものに変わってしまったのではないのかなと思います。

排他的な日本人の中で、ヒガミや嫉妬、色んなものが混ざり合った結果が現代にまで悪しき習慣が続いてしまっている様な気がします。

日本において髪をオシャレに「染める」文化っていうのは、まだ100年くらいの話だったりしますし、まだまだ発展途上ですね。

 

ちなみに白髪を一時的に染める(ぼかす)のは風習としてはずっとあります!

 

ということで言いたいことが多すぎてまとまらなくなってきましたが、まとめます!!

 

『大人側が色々面倒くさいから均一にできるだけ同じ見た目にしたい!』

 

っていうことかな!?(雑っ!笑)

 

とりあえず今回の裁判はダメでしたが、また控訴するらしいので全力で応援していきたいと思います!!

結果、社会に対する愚痴ばかりになってしまいすいません!!😁

 

 

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