こんにちは!
またまた時事ネタを投稿させていただきます!
こんなニュースが飛び込んできましたので詳しく解説させていただきます!
『姫カット』の定義と捉え方について、若干語弊や解釈違いがありそうなので口うるさく現代と過去を比較しながら説明して参ります!
以前、平安時代の記事も書いておりますのでそちらも合わせてお読みいただけると幸いです!
まずは、今回の記事で比べられている絵について解説して参ります。
こちらの右側の絵の方ですね!
右上に小さく書いてありますが、ザキプロの高蔵寺 崇さんという方が描いた絵になります。
(とても素敵な絵描きさんの様です!https://zakipuro.com/profile-kozojitakashi/ )
注意していただきたいのが、あくまで現代の作家さんが描いたイメージ図という事です。
実は、平安時代付近に描かれた絵っていうのは、あまり多くは残ってないのです。
まあ1000年以上前ですしね〜。
が、しかし結果から申し上げますと、
「平安時代にこの短さの姫カットは存在しておりません。」(今のところ)
一瞬、私もこんな絵あったっけ!?なんて思いましたがやはり改めて探しましたがやはり見つけることはできませんでした…
土佐光起 筆 紫式部(こちらの絵は江戸時代に描かれた絵です。)
平安時代辺りに描かれた絵だとこんな感じです。
源氏物語絵巻1130年頃
あとはこんな感じとか、
劣化しているように見えるかもしれませんが、約1000年前の絵で修復を経て保存されているだけでもすごい事です!
ということで、平安時代当時の「姫カット」と言われているスタイルは、肩に付くぐらいの長さもしくは肩下くらいの長さのスタイルでした〜!
まあ、後ろの毛の長さとの対比で考えたら、あながち間違いでもないんですけどね!
ですので、平安時代にやっていた「鬢そぎ(びんそぎ)」とは少し解釈は違うかもしれませんね。
現代に近い姫カットで言えば、江戸時代辺りにおこなっていたこちらが近い気がします!
ルーツはこの辺くらいな気がします!小さい女の子が姫カットっぽくしていた様ですね。
ということで、まとめますと
現代でやっている『姫カット』のルーツは平安時代とは言い難い…
しいて言えば、江戸時代前後に子供の髪型としてのスタイルはあった!
という結論でよろしいのではないでしょうか。
もちろん今後、平安時代に描かれた絵などが発見されて、やっぱり平安時代から「姫カット」はあった!と認めざるを得ない結論にひっくり返ることは十分にありますので、最新情報を期待したいところです!
以前から外人さんの姫カットって似合うだろうな〜なんて思っておりました!
数年前にスタイル作りの一環で、こんな姫カットスタイルを作っておりましたので是非見てやってください!(THE美容師らしい事もたまにはやっています!笑)
モデルさんは、ルーマニア人の方でした〜。お綺麗ですね!
(今改めて見るともっと姫部分攻めてもよかったなぁ〜…)
そもそも姫カットの利点は、骨格補正にあります。頬骨や顔の輪郭をがっつり隠してくれますので、小顔効果は抜群です!
さらに個性的にも見えますので、今のスタイルに飽きてきたなぁ〜なんて方にはもってこいのスタイルだと思います!おすすめです!!
では、また来週!!
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