世界の髪型美術館〜髪型の歴史〜

いままで語られてこなかった日本史と世界史の『髪型』を徹底的に解説、考察していきます!

第2弾!! ダライラマ法王日本代表部事務所でインタビュー

あけましておめでとうございます!(随分遅くなりました…)

 

先日またダライラマ法王日本代表部事務所に行かせていただきました〜!

 

前回お伺いした時に、代表のアリヤさんが髪型とかファッションのまとめた本があったんだよな〜。どこ置いたかなぁ〜。なんておっしゃっていたのですが…

年末に「見つかったからYOUきちゃいなよ〜!」と言ってくれたので早速拝見しに行かせていただきました。

 

面白い事も聞けたのでレポしていきます!

ちなみにチベットハウスの外観の写真も撮ってきました。

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ちょっとだけ怪しい雰囲気も醸し出していますね〜。一番最初行った時はドキドキでした(笑)

 

 

で、今回見せていただいた写真集?がこちら!

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いや〜…1枚目の表紙から迫力がヤバイ!泣

この中央の3人の帽子(被り物)がもうすでに意味がわからないですもんね〜!

ホワッホワッですよ!

極論としては髪のボリュームが正義ですね。

公職の上の人が被る帽子のようです。

 

たくさん写真撮らせていただきましたが長くなるので、注目の部分のみご紹介していきます!

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公職の方の結婚式の写真だそうです。なんか雰囲気あっていいです!

中央の女性アップで見てみましょう!

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髪型もとてもデザイン的でかっこいいのですが、それよりも注目して欲しいのが、分け目部分のツヤ感です!エグいくらい綺麗ですよね!後ろ2人の女性もとても綺麗にセットされています。
これ見た時に鳥肌立ちました。凄まじい技術力です。

ちなみに完全に私は負けてます…(美容師歴18年)こんなん出来るようになりたいですわ。

 

お次はこちら

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帽子がほんとおしゃれ!服装や装飾品を見ても完全に埴輪と同じ見えます。髪型は下で説明します。

 

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もうこんなんわけわかんない髪型ですね。すごいです!

後ろにつけてる角のような物を見ると長角ミャオをも彷彿とさせられます。

衣装もとにかく御綺麗です。

やはり女性はゴージャスに見られるのが高貴なんでしょうね〜。

 

お次はこちら!

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いや〜髪の毛が長いです!かかとまであるように見えますね。

おそらく腰の三つ編み部分までは地毛でその先はエクステ(付け毛)なのかな〜と思います。

そして毛先のエクステのわかりやすい状態がこちら!

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編み込み部分が、アフリカの民族のようなスタイルになっていますね!

これを『ブレーズ』と言います。エクステと地毛を細か〜く編み込んでつけていきます。

先ほどの帽子の方の髪型もそうです。本当に綺麗に編み込まれているので、代々受け継がれた技術の賜物なのでしょう。

母から子へ、小さい時からこのようなデザインを施す事が美徳なんだと教えられるようですね。美しいです。

あとはこういったパターンもあるようです!

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このように色鮮やかな付け毛と混ぜて編み込んだりしていますね!

おそらく左と中央の方は結構年配の方に見えますので、年老いてもオシャレに攻めるのが大事だと教えられます。

右の方はブレーズに編み込んで更にビーズのような装飾品も付けて楽しんじゃってます!

 

やっぱり髪型は無限だなぁ〜!!美を伝承していく風習ってホント良いですよね!

日本はどこかにその精神を置き忘れてきちゃったような気もしてきたな(笑)

 

アリヤさんが仰っていたのが、チベットの中でも他国との隣接地帯は、その文化とすごく似ていると。

チベットという地域は本当に大きく、それぞれが他国との交流で独自に発展していったそうです。

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今回の写真だけではなく、たくさんの写真や記録を見ているとモンゴルに近い地域では、以前紹介したハルハ族にすごく似ているし、インドのザンスカールにも袂を分けたチベット人も住んでいるし、ネパールやブータンも文化自体はほぼ同じだと仰っていました。

 

とりあえずますます行ってみたくなりましたねチベット!!

でも今年も行けないのか…!?雲行きが怪しい今日この頃です。

 

最後に、アリアさんと政治の話もたくさんさせていただきました。

書きたいことが山々ですが、政治ブログではないので辞めておきます…

先日、国会でチベットウイグル地区に対する「人権侵害に懸念を表明する決議」が採択されました。

もちろんこれは、中国を批判する物ではなく雰囲気的に注意しようね〜!的なもの。

何だかもっといろんな事ができそうな気がするのに、何もできないのは寂しいものですね。

(されど小さな1歩だけど大きな1歩かも。)

アリアさんから最後に本をいただいたので紹介だけしておきます!

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なかなかエグい内容ですので、読む方は心してお読みください(笑)

 

 

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