こんにちは!
今回はとても貴重なお話をお伺いできましたのでご報告させていただきます!
タイトルにもある通り、ダライラマ法王日本代表部事務所にて代表のアリヤさんにインタビューさせていただく事ができましたのでご紹介していきます。
貴重なお時間をいただきまして本当に感謝しております!
現在中国との関係でバチバチになっておりますが、地域として認定された自治区になります。以前は国でした。
台湾とか香港とかと同じかんじですね。
まあ単純に、チベットを乗っ取っている状態です。
私自身コロナがなければ去年にでもチベットは行っていた。と言うくらい行ってみたい国の1つです。
チベットといえば、遊牧民や昔ながらの生活をされている魅力たっぷりの国です!
以前のブログでも、古墳時代とチベットの繋がりなどたくさん書いてきましたし、興味しかなかったのですが今回インタビューを通じて、理想と現実、中国とチベットの関係性を知るきっかけになったのは、とても勉強になりました。
かいつまんでになりますが、質問(Q)と答え(A)の方ご紹介していきます。
アリヤさんやダライラマ法王、チベットについてはこちらのホームページをご覧ください。
Q.まずアリヤさんはどちら出身ですか?
A.私の出身はインドです。父と母がチベットからインドに私が生まれる前に亡命しました。
Q.亡命する場合はみんなインドに行くのですか?
A.ほとんどがインドに行くと思います。しかしブータンやネパールなどにも亡命する人もいます。
Q.なぜほとんどの人がインドなのですか?
A.インド政府はチベットの亡命者に対して土地や家を与えてくれたり、学校や教育なども提供してくれました。生きやすい環境です。
インドっていい国ですねぇーーー!!
A.9割の人はチベット仏教です。あとはチベット古来の「ボン教」という宗教もあります。
ボン教というのは日本の神道に近いもので、全ての物に神が宿るという教えです。
Q.やはりチベットのように自然の多い場所では、自然信仰になるのも必然な気がしますね。
宗教観では仲悪いとかあるのですか?
A.それは全くありません。お互いを尊重し合っているし両方を信仰している人がほとんどな気がします。穏やかな人が多い気がします。
Q.男性と女性の関係性についてお聞かせください。男尊女卑的なものはありますか?
A.基本的にはありません。風習としては平等である気がします。女性も仕事をします。
ただ、どこの世界でもいろんな性格の人がいますので、そういった思考の人もいるとは思いますが…家庭の中で一番強いのは女性のはずです!(笑)
Q.チベットでは何を食べるのですか?
A.料理で言えば、インドのようにカレーも食べますが、ブータン料理が一番近いです。
羊の肉やヤクの肉を食べます。でも魚は食べないのです。川もたくさんあるし魚もたくさん生息しているのですが水や生態系、生物の命を守る意味もあったようです。
魚一匹では一人のお腹も満たされないけれども、ヤク一頭なら一つの命でたくさんの人の空腹を満たせるという考え方だったようです。
あとは、歴史的にも、さほど飢餓に苦しむことはなかったようです。野菜などの農作物だけでも豊かに暮らしていたようです。
A.もちろん実在しない動物だとは思いますが、雪山に1対の勇ましさの象徴として描かれています。
Q.日本の神社などにいる狛犬似てますよね?
A.似てますね!ルーツを辿れば一緒かもしれないですね。
Q.ホームページに載っているシャカパ氏(財務大臣、1907年生まれ)の髪型が気になるのですがあれは何の髪型なのですか?
A.男性も昔は髪を伸ばしていました。位の高い人はこういった髪型をしていました。
Q.男性なんですか!?
髪も長くて、ピアスをされているから女性かと思っていました!
A.男性です(笑)日本でもそうだと思いますが、昔は男性も女性も髪は長いです。
しかし、1951年に中国共産党に侵略されてから髪の毛を切るように命じられました。
Q.なぜ髪を切るように命じられたのですか?
A.髪の毛は、我々のアイデンティティーです。チベットに住むほとんどの人が髪を切らされました。女性もです。
征服するために心を折るために有効だと思ったのでしょう。
ふむふむ。なるほど〜。確かに髪を切ると言うのは、征服するのに常套手段ですね…いつの時代でもそうです。髪の毛は大事なものなんですよね…
シャカパ氏の髪型を見た時に、これが思い浮かんだのです。
仏像の髪型って実在していたんだね!と。
この髪型はチベット仏教がルーツかもしれないですね!!
(若い女子がディズニーランドに行く際にセットする「通称ミッキースタイル」は、1500年以上の歴史があるのかもしれない。うん。確かに可愛いもんな。)
Q.この人達は何の被り物をしているのですか?
A.わかりません。ですがシャカパ氏と一緒で当時の大臣達なので、権威のある方達がかぶる冠のような物なのだと思います。
ちなみに着ている物は「チュバ」です。
Q.これってモンゴルなどに住む遊牧民の服装に似てますね?
A.ほとんど一緒だと思います。
やはり山に囲まれた高地ですのですごく寒いです。
萌え袖で可愛いいね〜。
Q.カンパ族の髪型について教えてください。
よ〜くみてみると、編み込みをされているのか、カツラを被っているのか分かりませんが、アクセサリーなどもたくさん髪に付けてメチャクチャおしゃれです!(女性)
(男性)こちらも後ろで二つにまとめているように見えますね。
A.こちらは、お祭りの時の写真です。
もちろん何か意味はあるんでしょうが、分かりません。
(衣装も素晴らしいですが、きっと髪の毛を長く大きく見せる事は『雅』なんでしょうね〜。)
Q.このモヒカンはなんですか?
A.これは、グルクの高僧がつける物ですが、これもきっとたくさん意味があるのでしょうが、いつから始めたのか分かりません。
Q.ダライ・ラマ法王の後継者は決まっているのですか?
A.まだ決まってはいません。
ですが昔は決まっていました。後継者の彼は当時6歳で、決まった時に中国政府に拉致されたのです。家族も全員です。
その後どうなったか分かりません。行方不明です。
実は、彼が連れ去られてからちょうど今年で25年になるのです。
彼が元気に生きていることを願っています。
えぇ!!??
25年…(何といえばいいのか言葉になりませんでした。)
生きていれば31歳。
Q.チベットに旅行しようと思っているのですが、旅行する際の注意点みたいなものはありますか?
A.基本的には中国政府の認可したホテルに泊まって、中国政府が認可したツアー会社を使って旅行することになります。
基本的に監視されている中での旅行になりますので気をつけてください。
私も行った事はないので、どういった会社がいいのかは分かりません。
なるほど〜。何だか怖そうですが、来年あたり行ってきますわ!コロナ収まってる事を祈ります。
最後に、驚いたのは『数字』でした。
123456…
日本語でイチ、ニ、サン…などと数えますが、チベット語もほぼ同じなんですよ!!!笑
ビビりました…音が同じなんですよ。
やはり、古墳時代の人々チベット人説がいよいよ現実味を帯びてきた気がします!
本当にたくさんお話を聞かせていただけて本当に楽しい時間でした!
また聞かせてください!
そしてチベットが一つの国家として羽ばたける日を心から願っております。
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