世界の髪型美術館〜髪型の歴史〜

いままで語られてこなかった日本史と世界史の『髪型』を徹底的に解説、考察していきます!

イスラム教の女性の髪型〜インタビュー編〜

久しぶりの記事になってしまい申しわけないです!!

 

今回ご紹介するのは、イスラム教の髪型「第2弾!」になります!!

ついに「東京ジャーミイ」に行ってまいりました!!

とりあえず毎日代々木上原で働いていて、代々木上原にある東京ジャーミイに行ったことがないなんて、さすがにけしからん!!

ということで、8年越しになりますか…

っていうかだいぶ遅かったですね…

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とりあえずとても素晴らしかったです!!

礼拝堂なんてものすごい綺麗でしたよ!建築好きな方なんかも、たまらなく楽しいと思います!

たまたま礼拝の時間だったようで、礼拝されてる方もちらほらいらっしゃいましたね。

初めてその光景を見ましたが、圧巻でした。

世界は広いよ!

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ということで、本題にはいります!!

ジャーミイで働かれていたパキスタン人の青年(大学生)にインタビューさせてもらいましたので、そのご報告させていただきますね!

めちゃくちゃいい子だったわぁ〜!!

 

ちなみにイスラム教の髪型とは…?という方はこちらからお読みください。

camdentown2012.hatenablog.com

 

概ね、こちらの以前に書いた記事の確認もしてまいりました!

完璧にその通りだ!と仰っていましたので間違いないようです。

あとは、補足的な部分もお伺いしてきましたのでそちらをご紹介していきます。

 

Q.ヒジャーブは国によって流行の色とかってあるんですか?

 

A.ありますね!東南アジアのマレーシアやインドネシアなんかは比較的派手な色の物を付けています。オシャレを好む人が多いんだと思います。

トルコなんかは、シルクのような素材のヒジャーブなんかを付けている印象がありますね。ちなみに僕は、スカーフの色で国を当てることが得意です!(笑)

 

Q.ほう!僕のイメージだとアラブ圏の方は、黒を付けているイメージがあるのですが?

 

A.アラブ系は、黒を着ける事が多いですね!

 

Q.向こうは黒しかダメなんですか?

 

A.ダメってことはないと思うんですけど、あまりファッションに興味はないのかもしれませんね(笑)

 

Q.えぇ!?売ってないのかな!?逆に女性用のファッション雑誌みたいなのってあるんですか?

 

A.日本には売ってないけど、向こうにはありますよ!

あと、マレーシアのユニクロでは、日本人デザイナーのHANA TAJIMAさんがデザインしたヒジャーブが売っていたりしますよ!

 

Q.ユニクロで!?意外だわ〜…ヒジャーブの中の髪型はみなさんどうなっているんですか?流行とかもあるんですか?

 

A.ありますよ!僕も基本的に母や姉の髪型しか見たことないですけど、ロングです。でも国や地域によっても短くしている方も多いようです!

 

Q.ヒジャーブの方とニカブの方(口、鼻も隠す)、あとは全く何も付けない方の「思い」の違いって何ですか?

 

A.うちの母は、ヒジャーブですが本当はニカブにしたいようです。やはり顔のほとんどを隠してしまうと気味悪がられるから、出しているようです。フランスでは、ニカブにすると逮捕されてしまう法律すらあります。

 

Q.逮捕!?そりゃあ大変だわ…今の時代マスクあるから、ある意味ではよかったですね。

 

A.そうなんです!母はいろいろ工夫して、ほほニカブにしてますよ!(笑)

全く付けない女性は、人の目や環境を気にして付けない人や少数派ではありますが、着けるのが嫌いな人もいます。

もちろん嫌いな人でも礼拝時は絶対着けます。

 

Q.なるほど〜。女性はいつから着け始めるんですか?時々小さい女の子で着けてない子を見かけたりもします。(ジャーミイの隣にイスラム教の幼稚園、小学校があります。電車で時々見かける。)

 

A.基本的には決まっていません。ただ着けることに慣れないと着けて生活することができないため、できるだけ早めから着ける子が多いですね。小学生には、ほとんどの子が着けています。

 

Q.そもそもいつの時代からヒジャーブを着ける文化ってあるんですか?

 

A.ムハンマド創始者)の時代からあると聞いています。

 

Q.えぇ?すごすぎる!!(1500年くらい前)諸説ありそうですが少なく見積もっても1000年はやっていそうですね。

でも単純な疑問なのですが、目しか見えない状態で恋愛するのって難しくないですか?

 

A.そうですね。なのでたくさん会って話をします!

でも、男女が会うときのルールもたくさんあります。2人きりでは会ってはダメです。

友達や家族が同伴しますね、それから手をつなぐ事すらもってのほかです!

 

Q.えぇ!?大変だわ。

 

A.日本で言う「付き合う」っていう交際は、イスラムではありえないんですね。

最近ではSNSっていう便利なツールがあるので助かってます!(笑)

昔はお見合い結婚、許嫁が主流だったようです。厳しい地域なんかは今もそうみたいですね。

 

Q.なるほどな〜。でも『髪』や先ほど仰っていた『鼻や口』も女性が魅力的すぎるがゆえに、女性を敬うという教えを大事にしているということですもんね〜。本当に素敵な教えだと思います!

 

A.そうなんです。よく勘違いされやすいですが、女性で嫌がっている人はまずいないと思います。布教活動なども我々から勧めることは絶対にしません。なぜならコーラン(教典)に書いてあるのです。無理矢理勧めてはいけないと。

 

 

素晴らしい!ありがとうございます!ものすごく勉強になりましたぁ!!

 

 

ということでだいぶ抜粋して書かせていただきました。すごく書き足りないことがあるのですがこのくらいにしておきます!

本当に、彼とはすごく意気投合してとても楽しいインタビューをさせていただきました〜

まさかの家も近かったので、またインタビューさせてください!とお願いしました。

 

実はひっそりと進めている計画があります。

ブログで書く文字もいいけどやっぱ動画だよね!?時代はさ!!

ということでYOU TUBEチャンネル計画進行しています!(まだ先でしょうけど…)

本当は今年、中国のミャオ族やアメリカのネイティブアメリカンにでも会いにいこうかな〜なんて思っていたのですが、コロナの影響でね〜…

でも今回のようなインタビューもそのうち動画を作るために撮影しようと計画中です!

動画の方が信憑性あるしね。

 

いずれは、クレイジージャーニーのような旅します!ぜひご期待ください!

 

tokyocamii.org

 

 

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