世界の髪型美術館〜髪型の歴史〜

いままで語られてこなかった日本史と世界史の『髪型』を徹底的に解説、考察していきます!

YouTube 第4弾upしました〜!『弥生時代の髪型』

YouTube第4弾アップしました!

今回は、弥生時代の髪型について解説考察しております!

 

今回もブログをベースに作っておりますが、とてもわかりやすくできたと思います!

現在の最高傑作になったと思います!笑

 

camdentown2012.hatenablog.com

 

弥生時代に本当にあの髪型があったのか?

弥生時代はどんな生活をしていたのか??

 

そんな謎を、検証も交えて解説しておりますぜひご覧ください!!

 

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YouTube 第3弾upしました〜!『皇族の髪型』

YouTube第3弾アップしました〜!

 

今回は「皇族の方の髪型」について解説しております。

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以前もブログで書きましたが、今回はよりわかりやすく解説できたと思います!

 

camdentown2012.hatenablog.com

 

今回もmummy tanaka先生に絵を描いていただきました。

すごく上手な絵で、もはや本物より生きているような気がします!!

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皇族の方々の伝統的な素晴らしい髪型を感じていただけたら幸いです。

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よかったらぜひご覧ください!!

 

いや〜、眞子さまの結婚式見たかったーー!!お垂髪見たかったーー!!泣

 


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ダライラマ法王日本代表部事務所でインタビューさせていただきました!

こんにちは!

 

今回はとても貴重なお話をお伺いできましたのでご報告させていただきます!

 

タイトルにもある通り、ダライラマ法王日本代表部事務所にて代表のアリヤさんにインタビューさせていただく事ができましたのでご紹介していきます。

 

貴重なお時間をいただきまして本当に感謝しております!

 

ちなみに、ダライラマ法王といえばチベットですよね!

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現在中国との関係でバチバチになっておりますが、地域として認定された自治区になります。以前は国でした。

台湾とか香港とかと同じかんじですね。

まあ単純に、チベットを乗っ取っている状態です。

 

私自身コロナがなければ去年にでもチベットは行っていた。と言うくらい行ってみたい国の1つです。

チベットといえば、遊牧民や昔ながらの生活をされている魅力たっぷりの国です!

以前のブログでも、古墳時代チベットの繋がりなどたくさん書いてきましたし、興味しかなかったのですが今回インタビューを通じて、理想と現実、中国とチベットの関係性を知るきっかけになったのは、とても勉強になりました。

 

かいつまんでになりますが、質問(Q)と答え(A)の方ご紹介していきます。

アリヤさんやダライラマ法王、チベットについてはこちらのホームページをご覧ください。

www.tibethouse.jp

 

Q.まずアリヤさんはどちら出身ですか?

 

A.私の出身はインドです。父と母がチベットからインドに私が生まれる前に亡命しました。

 

Q.亡命する場合はみんなインドに行くのですか?

 

A.ほとんどがインドに行くと思います。しかしブータンやネパールなどにも亡命する人もいます。

 

Q.なぜほとんどの人がインドなのですか?

 

A.インド政府はチベットの亡命者に対して土地や家を与えてくれたり、学校や教育なども提供してくれました。生きやすい環境です。

チベット語はもちろんヒンディー語、英語も教えてくれます。

 

 

インドっていい国ですねぇーーー!!

 

Q.チベットの宗教はチベット仏教ですか?

 

A.9割の人はチベット仏教です。あとはチベット古来の「ボン教」という宗教もあります。

ボン教というのは日本の神道に近いもので、全ての物に神が宿るという教えです。

 

Q.やはりチベットのように自然の多い場所では、自然信仰になるのも必然な気がしますね。

宗教観では仲悪いとかあるのですか?

 

A.それは全くありません。お互いを尊重し合っているし両方を信仰している人がほとんどな気がします。穏やかな人が多い気がします。

 

Q.男性と女性の関係性についてお聞かせください。男尊女卑的なものはありますか?

 

A.基本的にはありません。風習としては平等である気がします。女性も仕事をします。

ただ、どこの世界でもいろんな性格の人がいますので、そういった思考の人もいるとは思いますが…家庭の中で一番強いのは女性のはずです!(笑)

 

Q.チベットでは何を食べるのですか?

 

A.料理で言えば、インドのようにカレーも食べますが、ブータン料理が一番近いです。

羊の肉やヤクの肉を食べます。でも魚は食べないのです。川もたくさんあるし魚もたくさん生息しているのですが水や生態系、生物の命を守る意味もあったようです。

魚一匹では一人のお腹も満たされないけれども、ヤク一頭なら一つの命でたくさんの人の空腹を満たせるという考え方だったようです。

あとは、歴史的にも、さほど飢餓に苦しむことはなかったようです。野菜などの農作物だけでも豊かに暮らしていたようです。  

 

Q.チベットの国旗に描かれてるスノーライオンは何ですか?

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A.もちろん実在しない動物だとは思いますが、雪山に1対の勇ましさの象徴として描かれています。

 

Q.日本の神社などにいる狛犬似てますよね?

A.似てますね!ルーツを辿れば一緒かもしれないですね。

 

 

Q.ホームページに載っているシャカパ氏(財務大臣、1907年生まれ)の髪型が気になるのですがあれは何の髪型なのですか?

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A.男性も昔は髪を伸ばしていました。位の高い人はこういった髪型をしていました。

 

Q.男性なんですか!?

髪も長くて、ピアスをされているから女性かと思っていました!

 

A.男性です(笑)日本でもそうだと思いますが、昔は男性も女性も髪は長いです。

しかし、1951年に中国共産党に侵略されてから髪の毛を切るように命じられました。

 

Q.なぜ髪を切るように命じられたのですか?

 

A.髪の毛は、我々のアイデンティティーです。チベットに住むほとんどの人が髪を切らされました。女性もです。

征服するために心を折るために有効だと思ったのでしょう。

 

ふむふむ。なるほど〜。確かに髪を切ると言うのは、征服するのに常套手段ですね…いつの時代でもそうです。髪の毛は大事なものなんですよね…

 

camdentown2012.hatenablog.com

 

シャカパ氏の髪型を見た時に、これが思い浮かんだのです。

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仏像の髪型って実在していたんだね!と。

この髪型はチベット仏教がルーツかもしれないですね!!

若い女子がディズニーランドに行く際にセットする「通称ミッキースタイル」は、1500年以上の歴史があるのかもしれない。うん。確かに可愛いもんな。)

 

Q.この人達は何の被り物をしているのですか?

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A.わかりません。ですがシャカパ氏と一緒で当時の大臣達なので、権威のある方達がかぶる冠のような物なのだと思います。

ちなみに着ている物は「チュバ」です。

 

Q.これってモンゴルなどに住む遊牧民の服装に似てますね?

 

A.ほとんど一緒だと思います。

やはり山に囲まれた高地ですのですごく寒いです。

 

萌え袖で可愛いいね〜。

 

Q.カンパ族の髪型について教えてください。

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よ〜くみてみると、編み込みをされているのか、カツラを被っているのか分かりませんが、アクセサリーなどもたくさん髪に付けてメチャクチャおしゃれです!(女性)

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(男性)こちらも後ろで二つにまとめているように見えますね。

 

A.こちらは、お祭りの時の写真です。

もちろん何か意味はあるんでしょうが、分かりません。

 

(衣装も素晴らしいですが、きっと髪の毛を長く大きく見せる事は『雅』なんでしょうね〜。)

 

 

Q.このモヒカンはなんですか?

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A.これは、グルクの高僧がつける物ですが、これもきっとたくさん意味があるのでしょうが、いつから始めたのか分かりません。

 

Q.ダライ・ラマ法王の後継者は決まっているのですか?

 

A.まだ決まってはいません。

ですが昔は決まっていました。後継者の彼は当時6歳で、決まった時に中国政府に拉致されたのです。家族も全員です。

その後どうなったか分かりません。行方不明です。

実は、彼が連れ去られてからちょうど今年で25年になるのです。

彼が元気に生きていることを願っています。

 

えぇ!!??

25年…(何といえばいいのか言葉になりませんでした。)

生きていれば31歳。

 

Q.チベットに旅行しようと思っているのですが、旅行する際の注意点みたいなものはありますか?

 

A.基本的には中国政府の認可したホテルに泊まって、中国政府が認可したツアー会社を使って旅行することになります。

基本的に監視されている中での旅行になりますので気をつけてください。

私も行った事はないので、どういった会社がいいのかは分かりません。

 

なるほど〜。何だか怖そうですが、来年あたり行ってきますわ!コロナ収まってる事を祈ります。

 

 

最後に、驚いたのは『数字』でした。

123456…

日本語でイチ、ニ、サン…などと数えますが、チベット語もほぼ同じなんですよ!!!笑

ビビりました…音が同じなんですよ。

やはり、古墳時代の人々チベット人説がいよいよ現実味を帯びてきた気がします!

 

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本当にたくさんお話を聞かせていただけて本当に楽しい時間でした!

また聞かせてください!

そしてチベットが一つの国家として羽ばたける日を心から願っております。

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縄文時代 土偶に髪型ってあるの!?

早くも2本目できましたので是非ともご覧ください!!

 

今回は土偶の髪型とは??

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ということで解説しております。

 

今回もわかりやすく仕上がりました〜!

 


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歴史解説 You Tube始めました〜!! 縄文時代

お久しぶりです!

以前より計画しておりました、今まで書き溜めてきたブログを全て(できる限り)動画化していきます!

また一からブログを見直し、脚本にしていくのが意外と大変です…泣

内容は、ほぼブログと一緒ですが、あれから何年も経っていますので、少し編集もしています。

しかし、動画にすると『ほんとーーーう』に分かりやすい!!

このブログって一体何なんだと思わざるを得ません…

文とは…

 

とりあえず1本目上がりましたので是非ともご覧ください!

やはり最初は、縄文時代からスタートさせていただきました。

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余談ですが、最初は私自身がナレーションをやろうと思ったのですが…後に見返した時にイライラするんじゃないかという絶望的な不安に襲われ夜も寝れなくなってしまったので、プロの方にナレーションをお願い致しました!

 

めっちゃいい声で聞き取りやすいんです!是非しゃべりにも注目してあげてください!

 

もちろん動画の編集もプロにお願いしておりますので見易いと思います!

かなり雰囲気にも細部の見え方にもこだわりました!

 

胸を張って出せる動画になりましたので是非ともご覧くださいぃ!!

 

もうすでに3本目を製作しておりますので、ご期待ください!!

 

 


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画像提供していただいた福井県立歴史博物館様本当にありがとうございます!!

 

www.pref.fukui.lg.jp

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仏像の髪型 6 金剛力士像

こんにちは!

 

本日は、久しぶりに仏像の髪型シリーズをご紹介していきます!

 

昨日、こんなガチャガチャを見つけてしまい勢いで3連ガチャしちゃいました!

 

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やるでしょ!!そりゃあコレはやらないわけにはいかないでしょ!笑

もちろん(以前のブログでもご紹介した)阿修羅狙い!!まあでも弥勒菩薩でもいいや!

 

…しかし…結果はこちら…

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金剛力士像が2連来る始末…

3回目でまあ弥勒菩薩来たから良かったけどさ…

 

しかし作ってみたら、おやおや??

金剛力士像に髪型があるではありませんか!!

 

なんだかこのイメージでした!

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スキンヘッド!

 

なるほど確かにこのガチャで出たタイプも見たことあるような…ということで調べてみたらとても良い髪型をしているのでご紹介していきます!

 

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やっぱりでかいイメージもあるしとにかく筋骨隆々な感じですね!

あとは曲線美!体のラインが美しすぎる!体は男性なんだけど線が女性的にも見えてきます。

個人的には、この世の彫刻の中で一番『美しい』と言っても過言ではないです!!

 

軽く金剛力士像について説明させていただくと、仏法を守護する神として左右一対で基本的に表門に安置されている事が多いようです。

阿形(あぎょう)・吽形(うんぎょう)と2対で阿形は怒りを表情に表しているとされ、吽形は内に怒りを秘めているとされている。

寺院内に仏敵が侵入するのを防ぐ守護神としての意味合いが強いようです。

 

 

そして…肝心の髪型はと言いますと、

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こんな感じです!

 

仏像の髪型解説はこちら↓

camdentown2012.hatenablog.com

 

阿形の方は、単髻(たんけい)スタイルですね!

(ひょっとしたらですがよーく見ると五山髻かも!?)

 

吽形の方もたぶん!おそらく?単髻の変則形ようです。しかしよ〜く見ると少しギザギザしているようにも見えます。

三山髻(さんざんけい)と言っても良さそうですね!

 

そして今回注目したいのが、おだんごに結っている根本部分に「リボン!?」のようなものが巻かれているという事なのです!!

オシャレです!しっかりアレンジしちゃってます!風に吹かれてます!!

根本部分の結び目なんかもこだわりを感じますね!

 

不動明王もそうですが、怒っているように見えてオシャレには気を遣うあたり「優しさ」や「温かさ」や「包容力」を感じずにはいられません!

 

是非どこかのお寺で金剛力士像を見かけた際は髪型もチェックしてあげてください!

誰だってオシャレを褒められると嬉しいもんね!

 

 

(注)ちなみに風神、雷神とは間違えないでください。

 

 

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古墳時代 4 やっぱり!!

今回は、古墳時代の埴輪の髪型について新情報?が出てきたので解説していきます!

 

新情報と言っていいのか分かりませんが、最近私が初めて見た『埴輪』が決定的証拠を持っている状態で見つけたのでご紹介していきます!!

 

いや〜、この写真を初めて見た時は本当に興奮しました!!

これが欲しかった!この埴輪をずっと待っていましたと!!

 

その埴輪がこちらです!

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そして問題の後ろ姿がこちら!!

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………

 

えぇ!?何がスゴイかわかんないですか!?

 

では、アップで見てみましょう!

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はい。後ろに後頭部に何かが付いていますね!

あっ!ちなみに壺を頭の上に乗せています。

おそらく壺を頭の上に乗せて運ぶ習慣があったのでしょう。

 

そして問題のこの後頭部に付いている物なのですが、おそらく…いや!間違いなくコレですよね!?

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確実に同じ物ですよね!?

 

以前のブログでご紹介させていただきましたが疑惑の髪型のコレですね!

camdentown2012.hatenablog.com

 

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現在の歴史の解釈としては、コレは髪型とされております。

 

しかし現在の髪型を扱う仕事をしている者からしてみれば、コレは流石にありえないですよ!という思いなのです。

 

そして今回見つけた埴輪は後ろにそれがついております。

流石にコレはやっぱり被り物ですよね!?という意見を提示させていただきたい!

トップに髪の毛でそれを作るのも難しいですし、後ろも流石に無理です!

 

よって以前のブログでもご紹介した、

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こういったタイプの頭巾?の様な被り物が限りなく近いのではないかと思います!

 

こちらは、現在の中国の少数民族の方々の民族衣装です。

 

今回こそは完全に解決ではないでしょうか!?

歴史の解釈の髪型が変わったからといって何が変わるわけではありません。

でも小さいけれども、私にとっては大きな一歩です。

 

髪型や衣装に込められた想いを「先人の歴史」として正しく残すことが、語り継ぐ事が、祖先への感謝になるのではないかと心から思っております。

 

だいぶスッキリしました!!

 



今回の新しく拝見させていただいた埴輪の写真は、フリーペーパーの縄文zineを発行されている望月様よりお借りいたしました。快く承諾していただきありがとうございます!

 

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すでにすごく有名ですが縄文zineめちゃめちゃ面白いです!縄文好きの方いましたらおすすめです!0円!無料です!!

 

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東京時代 4 渋沢栄一 青天を衝け

随分お待たせいたしました!

 

ついに青天を衝け関連の解説、考察になります!

 

もう物語も折り返しですかね!?(観てない。)

 

オリンピックで中断していたという噂だけは耳に入っております。(観てない…)

 

という事で、今回は主役である渋沢栄一さんの髪型を見ていきましょう!

 

まず初めに、どんな人物だったのかを物凄く簡単に解説していきます。

 

もうご存知の方の方が多いと思いますが、2024年から発行される新紙幣の肖像に採用されました。

 

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私にとっても一万円札の肖像が変わるのは、初だしとても新鮮です!

 

渋沢さんの人生が、本当に一人の人生なのかと疑うほどにすごい功績を残されました。

 

実業家であり教育者であり商人であり武士であるという意味のわからない経歴の持ち主。

 

ちょうど時代の転換期だからこそ成し得た「最強の人生ゲーム」。

 

現在の東京証券取引所みずほ銀行一橋大学理化学研究所などなど書ききれなほどの設立、経営、運営など多種多様の業界で第一線を突っ走ってきたようです!

 

なんか、もうわけわかんないレベルですわ…

 

 

という事で説明はこの辺にして、解説にいってみましょう!

 

若かりし頃の髪型がちょっと変わっているのでご紹介していきます!

 

こちらです!

 

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はい。一見何の変哲も無いちょんまげに結っているように見えますが、ちょっと違うんです!

 

アップで見てみましょう!

 

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そうなんです!あまりにも分厚くあまりにも太めの髷が付いている様に見えますね!

この写真を撮影されたのは1866年頃の幕臣時代の様です。

 

まるで現代のお相撲さんのような極太の髷に見えます。

f:id:camdentown2012:20210819182925j:plain照ノ富士

 

ぶっちゃけ渋沢栄一が結っている髷はどういった髷なのか、もしくは髷ではないのか、写真を見る限りではわかりません…

写真の陰影の関係で判断するのがとても難しいんですよね〜。

 

ちなみにこの時代にこのサイズ感の髷は未だかつて誰もいないのです。

他にもこの極太髷スタイルにしている方がいれば、当時流行っていたのかな〜?なんて考えられるのですが、いないんです…

 

もはや例えるなら浮世絵レベル!

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いや〜、流石に現実的には難しいっすよ!!

 

この時代の丁髷について解説しておりますので、こちらもよろしかったらご覧ください!

camdentown2012.hatenablog.com

 

 

一応いくつかの説は考察しておきます。

 

1、剛毛すぎてシンプルに髷が太くなった。

(写真を見る感じ、毛量は多そうですがそこまで太くなるほど多いわけではなさそうです。現代のお相撲さんの様に髷を結うことは当時はまず見られません。)

 

2、この時代あるあるの『こないだまで月代にしていたけど髪を伸ばしている途中』のため、前髪やトップの毛を後ろに流してセットしてみたら(写真に撮った時)変なボリューム感出ているように写ってしまった。

(うん。まあコレはあるかもしれないけど、それにしても前髪あたりが変だなぁ〜。)

 

3、「つけ髷説」。貴重な写真撮影の機会が故にされるがままに、せっかくだからデカめの髷YOUつけちゃいなよ!的なノリでつけられた。

(まあコレもあるっちゃあるか!にしてもデカくない?バランスがあまりにも…)

 

4、もはや髷という概念ではなく、長い髪を髷のようにポンパドールにまとめている。

(確かにコレはあるかもね!前髪だけポンパドールのようにして後ろは髷のように結んでいる。いや、でもじゃあ一つの髷にしちゃえばいいんじゃない!?)

 

はい。結局の写真からだけでは全く分かりませんでした…泣

難しい!

 

多分「1」の毛量が多くて現代のお相撲さんの様な太めの髷になった説が有力で、希望的観測も込みで推奨したいところです。

 

この時期辺りに撮った写真が、もっと他にもあれば解読できそうなので探してみますね!

 

それにしても渋沢さん着物が似合うね!凛々しくてカッコいいです!

 

 

また追記あればレポします!

 

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晩年の渋沢栄一さん

 

いい時代だ〜!!

 

 

 

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ルー族 ベトナム

お久しぶりです!

 

すごく久しぶりすぎて自分でも引いております…

 

まあ実は、本職の方でなんやかんや忙しくてね…

 

と言いますのも、今私は「美容師」をやっておりまして、それに似ている仕事の「理容師」の免許資格を取りに行っておりなんかバタバタしておりました。

 

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ちなみに次回は、せっかくなんで理容師の歴史について語っていきたいと思います。

 

という事で、今回は久々のブログのくせに『髪の毛』が話題ではありません!

 

ただ、すごく興味深い『美』を今回はご紹介したいと思います!

 

「ルー族」は、ベトナムに暮らしている少数民族です。

 

実はこのルー族、日本ととても近い関係にあったのではないかと思われる事が一つあります。

 

それは、こちら!

「お歯黒」なんです!!

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はい。確実に黒いですね。

こちらも、

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どうやら、ルー族の女性の間では、13〜14歳頃になると歯を黒くする文化があるようです。

もちろん生涯黒くします。歯が抜けるか、死ぬまでだそう。

 

そして歯を黒くする理由としては、濡れ羽色であればあるほどイイ女の条件だそうで、男性に好まれるようです。

モテるんですね〜!

 

ちなみに原料は、昆虫の樹脂やニス、レモン汁、葉腋などを混ぜた物だそうでオーガニック100%使用。

 

うん。なんかオエッとしてきた…

 

あとは虫歯予防にもなるとかで毎日寝る前に着色するそうです。

 

以前に、70代の歯医者さんにインタビューしたことがあって、なんで昔日本でずっとお歯黒にしてたんですか?

って聞いたら、「実はわからないんだよね〜、でも虫歯予防にはなるよ!」と仰ってました。

やっぱり!!効果は間違いなくあるようです!

 

でも日本でお歯黒文化って1000年以上続いてたわけだからすごいですよね!

 

そりゃあ「美」は毎日の積み重ねですが…違和感は感じざるをえないですよね〜!

 

ちなみにルー族の間では、歯を白いままにしておくと悪魔に間違われる。野生動物のように忌み嫌われるとの教えがあるそうです。

 

なるほどね〜。

 

実は日本でも同じ考えだったのかもしれませんね。人間は高貴な生き物だと。

 

世界中でもお歯黒にする民族ってとても少ないんですよね。

 

きっと遠い昔、同じアジアだし文化を共有する関係にあったとしても不思議ではないですね!

 

ちなみに頭に巻いているスカーフ?ターバンは2m以上あるそうです。

中どんな髪型か気になる〜〜〜〜!!!

またご紹介しますね!!

 

 

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中国の髪型 男性編

みなさん昔の中国人の男性の髪型といえば何をイメージされますか?

 

とりあえず、これですよね!?

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もはや一択!

ラーメンマンスタイルですね!

 

おそらく一度は見たことのあるこの「髪型」は、実は悲しい理由でこの髪型をしていた側面もあったようなのです。

 

私は中国人男性はこの髪型にしたくて、このスタイルにしていたとばかり思っておりました。

実際に現代でもやっている少数民族もいるくらいです。

camdentown2012.hatenablog.com

 

この三つ編みに結って垂らしている髪型の事を総称として「弁髪、辮髪(べんぱつ)」と言います。 

こちらのブログで何度も登場していただいております不動明王も弁髪と呼ばれております。

 

この辮髪というのが、実は差別の対象でもある髪型だったようなのです。

要は、罰ゲームですね。

なんだか意外ですよね?変な髪型っちゃあ変だし、日本のちょんまげほどは変ではないから、あえてこのスタイルにしているとばかり思っておりました。

 

1644年に満州族が中国大陸を制圧するところから物語は始まります。

制圧された側の漢民族にたいして「薙髪令(ちはつれい)」が出され、辮髪が強制されていきます。

 

これには理由があって、敵か味方かを判別するマーキングにもなりますし、あとは漢民族にとって髪や皮膚などを傷つけるのはよくないという教えもあったため、プライドを傷つけ服従させるには一番のいい方法だったのかもしれません。

もちろん、反対し反乱も起きたそうですが全部殺しまくったそうな…

髪型ってなんだか影響力すごいですね。

辮髪にしなければ殺されるのですが、当時の王「順治帝(じゅんちてい)」は辮髪にすれば今までの生活や習慣を保証するという政策をしたそうです。

やはり髪型を抑制するというのは、日本だけではなかったようです。

ちょうど時を同じくして日本は江戸時代に入り徳川家光の時代ですね。俗に言うちょんまげスタイルになった時代とほぼ一緒です。

もしかしたらどちらかの国の影響も多少なりともあったのかもしれませんね。

髪の乱れは心の乱れ。良く言ったもんです!

 

ちなみに1911年まで辮髪にしなければ死刑制度は続きました〜。(長くねぇぇ!?)

 

「辮髪」とざっくり言っておりますが、実はいろんな形の辮髪があるのです。

さきほどご紹介した、統一した側の満州族っていうのが「頭頂部のみ」を残す辮髪のスタイルをしております。

いわいるラーメンマンスタイルですね!

 

統一された側の他の漢民族などは、後頭部のみを残して前やトップなどは剃っていたそうです。

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1655年頃に描かれた絵

この辺の時代背景や辮髪の形などは、諸々諸説ありそうなのでさらに詳しく調査しましたらまたご報告致します。

 

1800年頃には、強制されてきた髪型が中国全土に普及していき、いつの間にか当たり前の髪型へと変貌していったようです。

結果的に中国人といえば辮髪!というイメージが定着してしまったようですね。

本当に日本のちょんまげの文化と一緒ですよね〜!

独裁国家にしたければ、やはりまずは髪型から!

もちろんハゲている人は辮髪にしなくても殺されませんのでご安心ください。

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1885年アロー戦争後の天津条約の風景画

 

1900年初頭に日本へ留学に来ていた中国の有名な小説家「魯迅(ろじん)」は来る際に、辮髪が恥ずかしいがために切ってから来日したそうです。

しかし留学を終え本国へ戻る際には、やはり怖さがゆえに辮髪のカツラをつけて帰ったそう…辛かったろうねぇ。

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ちなみに魯迅さんをご存知ですか?

彼の名言集は、ものすごく胸に刺さるものがあるので悩んでる人にはオススメです!

好きな名言を一つ

 

「自己満足しない人間の多くは、永遠に前進し、永遠に希望を持つ。」

 

 

ということで、実際は多数派の人が後頭部のみ伸ばす辮髪スタイルだったようです。期間も圧倒的にこちらの方が長かったように感じます。

まあ頭頂部の毛ってハゲやすいし、一番先に薄くなりますからね〜。

いろんな理由で結果的に後頭部のみを伸ばすスタイルになっていったんだと思います。

ちなみに長さは切らずにずーーっと伸ばし続ける人が多いようにも見えます。

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幕末の浮世絵師 月岡芳年の絵にこんなのもあります。

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魯迅も留学に来ていたくらいだし、以外と江戸の町にも中国人が多かったのかもしれませんね。

 

辮髪自体は世界中たくさんの地域の人々や民族が好んでやっていたことでしょう。ネイティブアメリカンなんかもそうですし、まあ言ってもただの三つ編みですからね!

 

ちなみにモンゴルの民族はこんな辮髪をしていたようです。

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いやいや!おかしいやろっっ!!

前から後ろまでセンターラインを剃って、横というかもみあげ部分から襟足部分まで(耳周り)を伸ばし辮髪にしていたそうです。

なんだかわけわかんないですね…

 

世界は広い。

 

 

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